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ワインの会ヴィンベーロ 柏ワインクラブ
ワインの会「ヴィンベーロ」 第74回
5大シャトーのセカンドを飲む
20-21 NOV 2003 モダンタイムスにて

セカンドワインが注目されています。
ファーストに使えないブドウを使ったものがセカンドではありません。 たしかな主張があるワインです。 ファーストに比べて早く飲み頃がやってきて、ファーストの味わいを予測させます。 禁じ手とも云える5大シャトーのセカンドを集めてしまいました。
しかも、注目2000年ビンテージです。 季節のフルコースとフルート演奏も加わった超豪華な例会となりました。

5大シャトーって何?

1855年、パリで開催された万国博覧会にボルドーのワインを出展するにあたり、良質なワインを造り出すシャトーを1級から5級に分け、順列を付けました。
ラフィット、マルゴー、ラトゥール、オー・ブリオンの4つのシャトーが、1855年のパリ万国博覧会に際して提出された格付けによって1級とされました。ムートンのみ、1973年に出された法令によって1級とされましたが、1855年の格付けで2級筆頭であったシャトーが1級として認められたのだから、格付けの要はあくまでも1855年にあると言えます。

セカンドワインって何?
5大シャトーのセカンドラベルは同じ畑の若木から採れたブドウを主体として造られるワインです。ある程度樹齢を重ねた木から採れたブドウのみを使ったものがそのシャトーの「1級品」として販売されています。しかしセカンドラベルとは言え、ほぼ同じ栽培方法や手間ひま、醸造方法によって造られており、決して「2級品」というわけではありません。セカンドラベルでも一定の基準を満たしたもののみを指しています。

2000年ヴィンテージって?
「かつてなく突出したボルドーのヴィンテージである。」(R.パーカー)と、評価され、 各界のジャーナリストが口を揃えて「素晴らしい」と称えるボルドーの2000年ヴィンテージ。一体、どれほど素晴らしい出来なのか、試してみましょう。
特徴としましては、2000年は全般的にメルローよりもカベルネ・ソーヴィニョンの出来がいい年でした。一般的にはジロンド川の右岸より左岸の方が評価が高いようですが、左岸のシャトーもカベルネ・ソーヴィニョンのブレンド比率を高くしています。



また、今回は、モダンタイムスのお客様でもあるフルートの第一人者、湯川和雄さんにもご参加いただき、特別に演奏もしていただきました。
湯川和雄さんプロフィール
東京藝術大学、同大大学院修了。
昭和38年、毎日音楽コンクール入選。
大学院在学中に東京都交響楽団に入団。以来35年間、首席フルート奏者として活躍した。
ソリストとして東京都交響楽団や新ヴィヴァルディ合奏団などと、度々協演している。
また、東京文化会館小ホールを中心に、各地でリサイタルや室内楽演奏会を重ねている。
1995年より5年間、東京藝術大学室内楽科の講師を務めた。
現在は、小田原室内合奏団の団長、兼、ソロフルート奏者として活躍している。



2000 シャトー・バーンズ・オー・ブリオン
ボルドー最古のシャトーの誇り
「シャトー・オー・ブリオン」
CS60% M30% CF10%
ボルドー最古の歴史を誇り、時代を超えてつねに頂点を行くワインとして高く評価されてきたワイン。それが、オー・ブリオン。17世紀はすでに英国でも大評判となり、米国の第3代大統領ジェファーソンもこよなく愛されました。
オー・ブリオンの魅力は、みごとなまでに調和と優雅な味わい。若くしてタンニンと豊かな果実味、樫の樽の風味が絶妙なバランスを奏でます。
2000 レ・フォール・ド・ラトゥール
優雅という名の味わいと品格
「シャトー・ラトゥール」
CS85% M8% CF8%
ラトゥールの歴史は、14世紀までさかのぼり、16世紀にはすでに名声を得ていました。ラベルに描かれた塔は、かつて海賊対策として築かれた砦の一部で、百年戦争の際にも活躍しました。深く濃い魅力的な色合い、饒舌になりすぎずあくまでも控えめなブーケ、そして長期の熟成を可能にする深く奥行きのある骨格。若くしても飲んでもスケールの大きなバランスを感じさせます。

2000 ル・プティ・ムートン・ド・ムートン・ロートシルト
伝統と革新の優雅なバランス
「シャトー・ムートン・ロートシルト」
CS85% CF10% M5%
ムートンが5大シャトーとして名を連ねるようになったのは1973年のこと。フォリップ・ド・ロートシルト男爵のただならぬ情熱により、数あるシャトーの中でも唯一、第2級から第1級の格付けへと高められたことはあまりにも有名です。ムートンの味わいは、黒すぐりの凝縮された香りと風味に、樽熟の甘さが加わり、豊かで豪華な印象を放ちます。
2000 カリュアド・ド・ラフィット
エレガントで表現力のある貴婦人
「シャトー・ラフィット・ロートシルト」
CS70% M20% CF10%
18世紀フランス王宮、豪華をきわめる貴族は、ワインにも雅を求めました。マダム・ポンパドゥール、マダム・デュ・バリーといった貴婦人たちに愛されたワイン、それがラフィットです。第1級のワインとして君臨しつづけるラフィットは、メルロの比率がやや高いのが特徴。そのため、やわらかで典雅な味わいを持っています。そのエレガントな香り、味わい。まさに、繊細な複雑さをもった貴婦人と呼びにふさわしいものです。

1993 パヴィヨン・ルージュ・ド・シャトー・マルゴー
エレガントで優美な魅惑を湛える
「シャトー・マルゴー」
CS75% M20% CF、PV5%
そのルーツを探ると、13世紀にまで遡らなければならないシャトー・マルゴー。かつて社会学者のエンゲルスは「一番の幸せは1848年のマルゴー」と語ったことがあるほど、多くの人に広く愛されてきました。マルゴーは、年間生産量が5大シャトーの中でも最も少ないワイン。芳ばしいばかりの香りを漂わせながら、あくまでもやわらかな味わいと精緻なバランスを持っていることが特徴です。
【説明中の表記について]
各ワインの説明文中に、「セパージュ」と呼ばれる葡萄の品種のブレンド比率を表記しました。
CS=カベルネ・ソーヴィニョン
M=メルロー
CF=カベルネ・フラン
PV=プティ・ヴェルド



メニュー
スモークサーモンと自家製リコッタのカンノーリ
柏のフレンチの名店「ル・クプル」さんとモダンタイムスのコラボレーションで実現した逸品です。
フランス・ヴァンデ産シャラン鴨とフォワグラのババロア
富有柿のソース

五郎島金時のポタージュ/ フランス・ヴァンデ産ウズラ添え
カナダ産イノシシ肩ロースのロースト/ フランス産きのこのソース
すみません。あまりのおいしさに取材(撮影)を忘れ、つい食べてしまいました。m(_ _)m
エゾ鹿のラグーのタリアテッレ/ジェニパーベリー風味
ショコラ・オートンヌ



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